睡眠状態誤認とは
睡眠状態誤認とは睡眠状態がきちんと続いているのに、自分は睡眠が十分ではないと訴える症状のことを言います。
睡眠ポリグラフ検査で客観的に十分な睡眠が取れているとデータが出ているにもかかわらず、患者本人の感覚ではよく眠れていないと思ってしまうことをいいます。
この睡眠状態誤認は睡眠に対する1つの考え方のとらわれに起因している場合が多く、たとえば自分は時間寝ないといけないと思い込んでいる人にとっては、データ上でいくら十分に取っていると出ても睡眠に関して不満が出てきてしまいます。
とくに年齢とともに若い頃よりも心身が必要とする睡眠時間が短くなったと理解できない高齢者の方にこの睡眠状態誤認が多いようです。
睡眠状態誤認の治療には考え方の違いを治すので、睡眠薬のような薬物療法よりも、考え方を変える認知療法が行われます。
認知療法によって新しい考え方を受け入れてもらうようにします。